体脂肪率
ダイエットにおいて最も重要視すべき指標は、体重ではなく「体脂肪率」と「見た目の美しさ」です。
実際に筋肉は脂肪より重いので、脂肪が落ちて筋肉がつけば、体重は増えてもスリムに見えます。また、いくら体重が軽くても、ハリセンボンの箕輪はるかさんのようにガリガリ体型は美しく見えません。一方、藤原紀香さんや篠原涼子さんは、箕輪さんより体重がありそうでも美しい体型に見えます。
また、人間は25歳を過ぎると必然的に筋肉が衰えてきて、何もしないままだと60歳の頃には若い頃の半分の筋力に落ちるといわれています。実際、女性のバストやヒップ、二の腕を支える筋肉も落ちてきますので、それらのパーツも自然に垂れてきます。美しい体でいるためには、やせるだけでなく筋肉もつける必要があるのです。
まずは「体重」だけを基準するに考え方は、今後は捨て去ることが重要です。体重だけを目安にしてダイエットすると、目標体重に達しても、いずれ必ず問題が生じます。
あと現在、炭水化物を抜かれているような食事をしている場合、実際これは減量には逆効果です。
炭水化物が欠乏し、体がある種の飢餓状態に陥ってしまうので、朝食時には通常より栄養の吸収力が上がってしまい、結果的に脂肪が余計についてしまいます。要は、今の食生活では、1日の食生活サイクルの中で、わざわざ小さなリバウンドを起こしているのと同じことなのです。
とりあえず、お茶碗半分くらい食べればよいと思います。
食事スタイルの超基本
・1日の食事回数が少ないほど、太りやすくなります。
・食べる量は変えずに砂糖・油を減らし、野菜を多く食べれば食事でのダイエットは完璧。
・夕食は寝る3時間前までには終えるようにしましょう。
・食塩は一日10g以下を心がけましょう。
・日本人は平均5gの食物繊維の摂取が足りないため、あと少し繊維のものを増やしてみましょう。
・日本人の一日のビタミンCの目安量は約100mgですが、これはタバコ4本で消耗してしまいます。